Man and Machines

>>001

Daichi Laboratory                 freeware
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 Synth1

必要十分の機能をもつ
  フリーウェア最高峰のVAソフトシンセ

 このコーナーの記念すべき第一回目は、ParaがメインシンセにしているSynth1にしてみます。もう、ここで説明する必要が無いほどいろいろなところで紹介されてますが、2002年にDaichさんが発表した、国産ソフトシンセです。Clavia NORD LEAD2をモデルとし、VA(バーチャルアナログ)シンセとしてのスタンダードなパラメータを全て搭載しながらも、なんとフリーで提供されています。音作りの自由度は高く、パラメータが全て表に出ているため、エディットもし易いのが良いです。音もしっかりしており、ユニゾンモードにすると、トランスリードなどの太い音も出ます。
  しかし、何よりも素晴らしい事は、その音でも操作性でもなく、プラグインとしての動作の軽さにあると思います。PenM1.5GHzの俺のノートで、10台以上同時に演奏しても処理に余裕を感じさせます。市販のものでも重いプラグインが多い中、この軽さこそが一番のアドバンテージではないでしょうか。音に変なクセが無く、様々なシーンで使えるのも最高です。

仕様
評価
◎◎◎◎◎
GUI
◎◎◎◎
汎用性
◎◎◎◎◎
負荷

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