ピンクフロイドで聴けるような
ストリングシンセのシミュレート
2002年登場のCrazy Diamondsは、ARP Solinaという、70年代のバンドのストリングスの音で良く使われていたストリングシンセのエミュレート音源のようです。配布元では、“ピンクフロイドの同名の曲(Shine
On You Crazy Diamondの事だと思われ)でも使われていたストリングシンセのシミュレート。”と書かれています。
ストリングシンセは、以前CheezeMachineを紹介していますが、それよりもエミュレートの出来は良いです。アクセスできるパラメータも多いですし、様々な音が出せます。
音作りの流れとしては、GENERATORで波形、倍音構成、エンベロープなど基本的な音を決め、MILK(一種のフィルター)で高音・低音の調整、CREAM(コーラス)とBUTTER(フェイザー)のエフェクトで、音に厚みと揺れを与えます。音の感じは、ちょっと軽めのオルガンっぽい音です。エフェクトとエンベロープが付いてなければ、もろオルガンです。そして、CheezeMachineに比べてやや古臭い音がします(苦笑)。良い意味でレトロなんですけどね。
CheezeMachineと音のキャラクターがけっこう違うので、両方持ってて損は無いと思います。